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皆さんこんにちは!
株式会社MIHOBI、更新担当の中西です。
屋根・外壁工事〜雨風から守る“鎧”づくり〜
建物の骨組みである「躯体工事」が完了すると、いよいよその外側に“鎧”をまとわせる段階に入ります。
それが「屋根・外壁工事」✨
どんな建物でも、外からの雨風・日差し・気温の変化といった自然環境の影響を受けながら存在しています。
この外装部分こそが、建物の寿命を左右する重要な要素。
まさに“家を守る盾”であり、“街の景観をつくる顔”でもあるのです
☀️ 屋根工事〜雨と熱を遮る「最前線」〜
屋根は、建物の最上部で常に自然と戦っています。
強い日差し、雨、雪、風――どんな環境にも耐えられるように設計・施工される必要があります。
使用する屋根材は、建物の構造・地域の気候・デザイン性によって変わります。
たとえば
瓦屋根:耐久性と断熱性に優れ、日本の気候に適した伝統素材。
スレート屋根:軽量で施工性が高く、住宅に広く普及。
金属屋根(ガルバリウムなど):耐食性が高く、スタイリッシュな外観を実現。
折板屋根:工場や倉庫に多く、強度と排水性に優れる。
屋根工事の中でも特に重要なのが、「雨仕舞(あまじまい)」です
これは、雨水がスムーズに流れ落ちるように設計する“水の逃げ道”づくり。
わずかな傾斜角度や板金の折り方一つで、雨漏りを防げるかどうかが決まります。
職人は屋根勾配をミリ単位で調整しながら、継ぎ目を一つひとつ丁寧に施工します。
屋根の美しさと耐久性は、この「見えない努力」によって支えられているのです✨
また、最近では断熱性や省エネ性能も重視されています。
遮熱塗料や断熱パネルを使うことで、室内の温度上昇を抑え、冷暖房効率をアップ。
環境に優しい「エコ屋根」も建築の新しいスタンダードになりつつあります
外壁工事〜“デザインと性能”を両立させる技術〜
屋根と並んで建物を守るのが、外壁です。
外壁は見た目の印象を決めると同時に、防水・断熱・遮音・防火などの機能を担っています。
使用される外壁材は多種多様。
窯業系サイディング:コストとデザインのバランスが良く、住宅で人気。
金属サイディング:軽量で耐久性が高く、モダンなデザインに最適。
モルタル仕上げ:左官職人の手仕事が光る伝統的な工法。
ALCパネル:軽量で断熱性に優れ、商業施設や中層建物に多用。
外壁工事の基本は「防水」と「通気」のバランス。
防水シートを下地に施工し、外壁材の裏側に通気層を設けることで、内部に湿気がこもらないようにします。
この“呼吸する壁”が、結露やカビを防ぎ、長持ちする建物を支えているのです
さらに、外壁の継ぎ目には**シーリング(コーキング)**と呼ばれる弾性素材を充填します。
この作業は、わずかなひび割れや隙間からの雨水侵入を防ぐ命綱。
気温や湿度に応じた材料の選定、施工後の硬化管理――
見た目以上に繊細で、職人の経験と感覚が問われる工程です✨
美観と耐久性、どちらも妥協しない
外観デザインは、建物の印象を決定づける大切な要素です。
同じ構造でも、色や素材の選び方で全く違う表情になります。
建築一式工事の会社では、設計段階から仕上がりをイメージした提案を行います。
たとえば、商業施設なら視認性と清潔感を重視、
住宅なら温かみや統一感を意識したコーディネートに。
また、外壁の色褪せや汚れ対策として、最近ではフッ素塗装・光触媒コーティングなどの長寿命仕上げも採用されています。
これにより、メンテナンスコストを抑えながら、美しさを長期間キープできるようになりました
現場監督の役割〜外装の“品質保証人”〜
屋根・外壁工事は、雨や風の影響を受けやすい繊細な作業。
施工の順序・天候・材料の状態、すべてが仕上がりに直結します。
現場監督は、毎日の天気や気温を確認しながら、
「今日は塗装を避けよう」「風が強いから板金作業を中止しよう」と判断を下します。
特に、接着剤やコーキング材は温度・湿度によって硬化時間が変わるため、経験と判断力がものを言います。
また、外装工事は高所作業が多いため、安全対策も万全に。
足場の点検、落下防止ネット、ロープアクセスなど、
一つひとつの確認が事故を防ぎ、品質を守ることにつながります⚠️♂️
まとめ:外装は「建物の命を守る防具」
屋根と外壁は、単なる“外見”ではありません。
それは建物の内部を守り、人々の暮らしを支えるための「防具」なのです✨
美しく見せるだけでなく、長く安心して使えるように。
デザインと機能を両立させる外装工事は、まさに建築の総合力が問われるステージ。
今日も現場では、職人たちが空を見上げ、風を読みながら、
一枚の板、一本のネジに心を込めて建物を守る“鎧”をつくり上げています
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皆さんこんにちは!
株式会社MIHOBI、更新担当の中西です。
躯体工事〜構造を組み上げる“骨格づくり”〜
建物が「地面から立ち上がる」瞬間。
それがまさに、躯体(くたい)工事のステージです
基礎の上に柱が立ち、梁が渡り、鉄筋や鉄骨が組まれ――
ここから、設計図の中だけにあった建物が、現実の形として姿を現していきます。
この工程こそ、建設現場が最も活気づく瞬間と言っても過言ではありません✨
躯体工事とは?〜建物の“骨格”をつくる仕事〜
躯体工事とは、建物の**主要構造部分(骨組み)**をつくる工事のことです。
「柱」「梁」「床」「壁」「天井」など、建物の強度や耐震性を左右する大切な部分を組み上げていきます。
構造の種類によって、作業内容は大きく異なります
木造建築:柱や梁を組み上げ、屋根の棟上げまでを行う。
大工の腕と連携力が試される、日本の伝統的な工法。
鉄骨造(S造):工場で精密に加工された鉄骨を現場で組み立て、ボルトや溶接で固定。
高所作業が多く、鳶職人の機敏な動きが光ります⚙️
鉄筋コンクリート造(RC造):鉄筋を組んで型枠を組み、コンクリートを流し込む。
強度と耐火性に優れ、大型建築やマンションなどに多用されます
どの工法でも共通しているのは、“正確さと安全性”の両立が絶対条件ということ。
一つの寸法ズレ、一本のボルトの締め忘れが、後の工程や建物全体の安全に影響を及ぼします。
♂️ 現場は“総力戦”!職人たちのチームワーク
躯体工事の現場では、鳶職・鉄筋工・型枠大工・クレーンオペレーターなど、
多くの職人が一斉に動き出します。
鳶職人が鉄骨を吊り上げ、型枠大工が枠を組み、鉄筋工が鉄の骨を編み上げる。
それぞれの動きが見事に連携し、現場全体が一つの“生き物”のように動くのです✨
この時期の現場は、まさに“建設の醍醐味”。
重機のエンジン音、鉄骨が組み合わさる金属音、職人たちの掛け声――
そのすべてがひとつのリズムとなり、建物が少しずつ空へ伸びていきます️
ただし、この迫力の裏には、緻密な計算と段取りがあります。
資材搬入の順番、クレーンの動線、溶接時間の管理など、
すべてを正確に組み合わせるのが現場監督の腕の見せどころです
⚠️ 「安全第一」は絶対のルール
躯体工事では高所作業や重量物の取り扱いが多く、常にリスクが伴います。
だからこそ、「安全第一」という言葉は現場の合言葉♀️
朝のミーティングでは、**KY活動(危険予知)**を行い、
「どんな作業で、どんな危険があるのか」を全員で共有。
ヘルメット・安全帯・反射ベストの着用、足場や手すりの点検、
重機作業時の合図や声掛け――
一つひとつの安全ルールを徹底することが、現場の“当たり前”です。
ベテラン職人たちは、現場の空気を読む力にも長けています。
「今日は風が強いな、クレーン作業はやめよう」
「雨で足元が滑る、作業エリアを変えよう」
そうした判断の積み重ねが、大きな事故を防ぐのです✨
躯体工事に求められる“精度とスピード”
建物の骨格は、後からやり直しができない“構造体”です。
1本の柱、1枚の梁の位置が数ミリずれるだけで、
その上に乗る壁・床・天井すべてに狂いが生じてしまいます。
だからこそ、測量機器(トランシットやレーザーレベル)を駆使し、
常に寸法と水平を確認しながら進めます✨
施工精度を守ることは、品質保証そのものなんです。
一方で、現場には「工期」というもう一つの大きなプレッシャーがあります。
短期間で高品質な施工を実現するために、
職人と監督が密に連携し、“段取りと準備”に力を注ぎます。
まさに、スピードと精度の両立。
これこそが、建築一式工事に携わるプロフェッショナルの技です
躯体が立ち上がる――現場が“街の一部”になる瞬間
鉄骨が空へ伸び、鉄筋が組まれ、コンクリートが打ち込まれる。
数週間前まで空き地だった場所に、建物の輪郭が生まれる瞬間。
その光景を見上げると、現場の全員が胸の奥に達成感を覚えます。
「この街にまた一つ、新しい風景ができる」――
それは職人たちにとって、何よりのやりがいであり誇りです✨
そして、躯体工事が終わるころには、建物の全体像が見えてきます。
次はいよいよ、外装・屋根・内装と進んでいく。
ここでしっかりと“骨格”を固めておくことが、後の仕上がりを左右します。
まとめ:精度・安全・連携が生む「構造美」
躯体工事は、ただ鉄骨を組むだけの作業ではありません。
それは、数百の手と頭脳が一体となり、命を吹き込むプロセス。
正確な寸法、安全な環境、そしてチームワーク。
そのどれが欠けても建物は完成しません。
地上に現れる骨組みは、職人たちの技術と誇りの結晶。
今日もどこかの現場で、「構造美」が静かに組み上げられているのです✨
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皆さんこんにちは!
株式会社MIHOBI、更新担当の中西です。
🧱第4回:基礎工事〜“建物の足腰”をつくる職人技〜
どんな立派な建物も、まずは「見えないところ」から始まります。
外観やデザインが注目されがちですが、実はその美しさを何十年も支えているのが――そう、「基礎工事」なんです🏗️💪
基礎とは、建物の重さをしっかりと地面に伝える“足腰”のような存在。
ここがしっかりしていなければ、いくら頑丈な柱や梁を使っても、時間とともに歪みやひび割れが生じてしまいます。
つまり基礎工事は、建物の寿命を決める最も重要な工程なんです。
🏞️ まずは「地盤」との対話から始まる
基礎工事に入る前に欠かせないのが「地盤調査」。
地面の強さや性質を把握し、必要に応じて地盤改良を行います。
柔らかい地盤なら、杭を打って強い地層まで支えを伸ばす。
地中の水分が多い場所では、排水処理や地盤改良剤を使って安定させる。
こうした“見えない下準備”が、後々の構造安全に直結します🌏✨
調査結果をもとに、建物の規模や構造に合わせた基礎の種類を選びます。
代表的なのが以下の3種類👇
ベタ基礎:建物全体をコンクリートで支える。住宅に多く、耐震性に優れる。
布基礎:柱や壁の下だけに基礎を設ける方式。軽量建物や木造に採用。
杭基礎:地中深くに杭を打ち、硬い地層で支える。大型建築物やマンションなどに使用。
建築一式工事の現場監督は、地盤・構造・コスト・工期を総合的に判断し、最適な基礎方式を決定します。
🧰 職人の手仕事と“ミリ単位の精度”
基礎工事の流れは、まず「根切り」と呼ばれる掘削作業から始まります。
設計図どおりに地面を掘り下げ、地盤を均一にならす作業です。
その後、防湿シートや捨てコンクリートを敷き、鉄筋を組み上げていきます。
鉄筋は、建物の強度を支える“骨”のようなもの。
鉄筋のピッチ(間隔)やかぶり厚(コンクリートとの距離)が1cmでも違えば、強度に影響が出ることも。
だからこそ、職人たちはミリ単位の正確さで作業を進めます🔩💪
鉄筋が組み上がったら、型枠大工が木製や金属の枠を設置し、
その中にコンクリートを流し込みます。
コンクリートの配合や打設スピード、気温・湿度の管理――
どれかひとつでもずれると、ひび割れや空洞(ジャンカ)の原因になるため、
熟練の職人が常に状態を見極めながら作業を進めます👀✨
🧱 コンクリートが固まるまでが勝負!
コンクリートは“固まる”というより、正確には“化学反応で硬化していく”素材。
打設後の数日間は、気温や風で乾燥速度が変わるため、慎重な養生(ようじょう)が必要です。
乾燥が早すぎるとひび割れ、遅すぎると強度不足。
そのため、現場では水を散布して湿度を保ったり、養生シートをかけて保護したりと、
まるで「コンクリートを育てる」ように丁寧に管理します🌦️💧
そして硬化が完了すると、型枠を外し、水平や寸法を測定。
ほんの数ミリのズレでも上部構造に影響を与えるため、レーザー測量機などを使って正確に確認します。
この瞬間、職人たちは胸を張ります――
「これで、この建物は何十年も立ち続けられる」と。
💡 見えないからこそ、手を抜かない
基礎は建物が完成すれば見えなくなります。
でも、見えない部分こそ“信頼の証”。
地中に隠れるその構造体が、地震や風、時間の経過から建物を守り続けるのです。
建築一式工事の現場監督は、写真や検査記録を残し、品質を可視化します。
「誰が、いつ、どの材料で、どんな手順で施工したか」――
その情報を丁寧に残すことで、見えない品質を“証明”するのです📋📸
🔚 まとめ:基礎は“建物の命”を支える土台
基礎工事は、派手さこそありませんが、建築の世界では最も重要な工程の一つです。
建物が何十年、時には百年と人々を守り続けるためには、
この見えない部分に確かな技術と誇りが込められています。
「見えないところほど、丁寧に。」
それが建築一式工事の真髄であり、私たち職人の信念です🧱✨
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皆さんこんにちは!
株式会社MIHOBI、更新担当の中西です。
シリーズ3: 地盤調査と造成工事の重要性
こんにちは!今回は、地盤調査と造成工事の重要性について詳しく解説します。
建物を安全に建てるためには、まず地盤の状態を調査し、必要に応じて地盤改良を行うことが必要です。
1. 地盤調査とは?
建物の重さを支える地盤が弱いと、建物が傾いたり沈んだりする可能性があります。そこで、地盤調査を行い、土地の状態を正確に把握します。
1.1 地盤調査の種類
✅ スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験) → 戸建て住宅向け
✅ ボーリング調査 → 高層ビルや大型建築向け
2. 造成工事とは?
造成工事とは、建物を建てるために土地を整備する工事です。
✅ 傾斜地を平らにする
✅ 地盤を強化する(地盤改良工事)
まとめ
安全な建物を建てるためには、地盤調査と造成工事が不可欠です。次回は、「基礎工事の重要性」について解説します!
シリーズ4: 基礎工事の重要性
1. 基礎工事とは?
基礎工事は、建物を支える土台を作る工事です。
1.1 基礎の種類
✅ ベタ基礎 → 戸建て住宅向け
✅ 布基礎 → コストを抑えられる
✅ 杭基礎 → 高層ビル向け
まとめ
基礎工事がしっかりしていないと、建物の耐久性が低くなります。次回は、「建物本体の工事(躯体工事)」について解説します!
シリーズ5: 建物本体の工事(躯体工事)
1. 躯体工事の流れ
✅ 鉄筋・鉄骨の組み立て
✅ コンクリート打設
次回は、「設備工事のポイント」について解説します!
シリーズ6: 設備工事のポイント
1. 設備工事の種類
✅ 電気設備工事(照明・配線)
✅ 給排水工事(トイレ・キッチン)
✅ 空調設備工事(エアコン・換気)
次回は、「仕上げ工事の重要性」について解説します!
シリーズ7: 仕上げ工事の重要性
1. 仕上げ工事とは?
✅ 外壁仕上げ(サイディング・塗装)
✅ 内装仕上げ(クロス・フローリング)
次回は、「最終検査と引き渡しの流れ」について解説します!
シリーズ8: 最終検査と引き渡しの流れ
1. 竣工検査とは?
✅ 施主検査 → 最終確認
✅ 行政検査 → 建築基準法の適合確認
まとめ
建築工事の最後は、検査をクリアして建物を引き渡すことです。全工程が終わり、無事に建物が完成します。
シリーズ1~8まで完結!
建築工事について知りたい方は、ぜひこのシリーズを参考にしてください!
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皆さんこんにちは!
株式会社MIHOBI、更新担当の中西です。
シリーズ2: 建築工事の計画と設計のポイント
こんにちは!前回は建築工事の全体の流れについて解説しました。今回は、建築工事の計画と設計のポイントについて詳しくお話しします。
建築工事は、計画と設計の段階でしっかりとした方針を決めることが非常に重要です。この段階をしっかり進めることで、コストや工期のトラブルを防ぎ、理想の建物を実現することができます。
1. 建築計画の重要性
建物を建てる際、まずは「どのような建物を作りたいのか」「どのくらいの予算が必要なのか」など、全体の計画を立てる必要があります。
1.1 目的と用途を明確にする
建物の種類によって、設計の方針が大きく変わります。
✅ 住宅(戸建て・マンション) → 住みやすさや家族構成に合わせた設計が必要
✅ 商業施設(店舗・オフィス) → 顧客の動線や使いやすさを考慮
✅ 工場・倉庫 → 作業スペースや安全性を重視
どんな目的の建物なのかを明確にすることで、最適な設計の方向性を決められます。
2. 設計の流れとポイント
設計は大きく分けて、「基本設計」と「実施設計」の2つの段階があります。
2.1 基本設計(大まかなプラン作成)
✅ 建物の外観・間取りを決める
✅ 敷地条件に合った配置を検討する
✅ 予算に収まるか確認する
基本設計では、施主の希望をもとに、大まかなプランを作成します。この段階でしっかりと希望を反映させることが大切です。
2.2 実施設計(施工に必要な詳細設計)
✅ 構造・設備の詳細を決める
✅ 施工図面を作成する
✅ 法規制を確認する
実施設計では、施工に必要な細かい部分を決めます。例えば、建物の強度、電気・水道の配管経路、内装の仕上げなどです。
3. 設計時に考慮すべきポイント
3.1 建築法規と安全基準の確認
建築基準法や消防法、地域の条例に基づいて設計しなければなりません。
3.2 予算の管理
設計が進むと、想定以上に費用がかかることがあります。コストコントロールをしながら進めることが重要です。
まとめ
計画と設計の段階でしっかり準備をしておくことで、スムーズに工事を進めることができます。次回は、「地盤調査と造成工事の重要性」について解説します!
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皆さんこんにちは!
株式会社MIHOBI、更新担当の中西です。
いよいよ寒くなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?
風邪をひかないよう、防寒対策を徹底していきましょう!
さて、本日からシリーズ更新が始まります!
シリーズ1: 建築工事の基本とは?全体の流れを分かりやすく解説
こんにちは!私たちは建築工事一式を手掛ける会社です。今回は、建築工事の基本的な流れについて、シリーズ形式で詳しく解説していきます。
建物を建てるとき、何から始めて、どのような流れで進めるのかを知っている方は意外と少ないのではないでしょうか?設計や施工、各種手続きなど、建築工事にはさまざまな工程があります。工事の全体像を把握しておくことで、スムーズに計画を進めることができます。
今回は、建築工事の基本的な流れと、それぞれの工程で何をするのかを紹介します。
1. 建築工事の基本的な流れ
建築工事は、大きく分けると以下の流れで進みます。
計画・設計(建物のプランを決める)
地盤調査・造成工事(土地の状態を確認し、基礎を整える)
基礎工事(建物を支える土台を作る)
建物本体の工事(躯体工事)(柱や梁、屋根を組み立てる)
設備工事(電気・水道・ガスなどの配管を施工)
仕上げ工事(内装・外装を整える)
検査・引き渡し(最終チェックを行い、完成)
それぞれの工程について、詳しく見ていきましょう。
2. 計画・設計(建築工事の第一歩)
建築工事を始める前に、どんな建物を建てるのかを決める計画と設計を行います。
2.1 建築計画のポイント
✅ 目的と用途を明確にする(住宅・商業施設・工場など)
✅ 予算の設定(工事費用だけでなく、メンテナンス費用も考慮)
✅ 建築法規の確認(建築基準法や地域の条例をチェック)
2.2 設計の流れ
設計は大きく分けて「基本設計」と「実施設計」の2つのステップがあります。
基本設計:建物の大まかなデザインや配置を決める
実施設計:具体的な構造や設備の詳細を決め、施工に必要な図面を作成
3. 地盤調査と造成工事(安心して建てるための準備)
建物を建てる前に、地盤調査を行い、必要に応じて土地を整備する造成工事を行います。
3.1 地盤調査の種類
✅ スウェーデン式サウンディング試験(戸建て住宅向け)
✅ ボーリング調査(ビル・マンション向け)
調査の結果、地盤が弱い場合は「地盤改良工事」が必要になります。
4. 基礎工事(建物を支える重要な工程)
基礎工事は、建物を支える土台を作る工事です。建物の安全性に直結するため、とても重要な工程です。
4.1 基礎工事の種類
✅ ベタ基礎(住宅向け、耐震性が高い)
✅ 布基礎(コストを抑えられる)
✅ 杭基礎(高層建築向け、強固な地盤に杭を打ち込む)
5. 躯体工事(建物の骨組みを作る)
建物の骨格となる部分を作る工事で、鉄骨造・木造・RC造(鉄筋コンクリート造)など、建物の構造によって施工方法が異なります。
5.1 躯体工事の流れ
鉄筋・鉄骨の組み立て
コンクリート打設(RC造の場合)
屋根・床・壁の施工
この工程が完了すると、建物の形がはっきりと分かるようになります。
6. 設備工事(ライフラインを整える)
建物を使うために必要な電気・水道・ガスなどの設備を設置する工事です。
✅ 電気設備工事(照明・コンセント・配線など)
✅ 給排水工事(キッチン・トイレ・浴室の配管)
✅ 空調設備工事(エアコン・換気扇)
設備工事は、建物の使い勝手を左右するため、慎重に設計・施工することが大切です。
7. 仕上げ工事(建物の見た目を整える)
最終的な外装・内装を仕上げる工程です。
✅ 外壁仕上げ(サイディング・タイル・塗装など)
✅ 内装仕上げ(クロス貼り・床材の施工)
✅ 建具・設備の設置(ドア・窓・キッチン・トイレなど)
この工程が完了すると、建物が完成に近づきます。
8. 検査・引き渡し(建物が完成)
最後に、建物が設計通りに仕上がっているかを確認する検査を行い、問題がなければ引き渡しとなります。
✅ 竣工検査(施主・施工業者が最終確認)
✅ 行政の完了検査(建築基準法に適合しているかチェック)
検査が完了すれば、建物の引き渡しが行われ、工事は完了となります。
まとめ
建築工事は、計画・設計から始まり、地盤調査、基礎工事、躯体工事、設備工事、仕上げ工事を経て、検査・引き渡しまで進む長いプロセスです。それぞれの工程がしっかり行われることで、安全で快適な建物が完成します。
次回は、「建築工事の計画と設計のポイント」について詳しく解説します!建物を建てる際に重要な計画・設計の段階で何を考慮すべきか、具体的なポイントをお伝えしますので、お楽しみに!
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皆さんこんにちは!
株式会社MIHOBI、更新担当の中西です。
~“止めない改修・強くする建築”~
建物は使いながら賢く進化させる時代。私たちは夜間・分割・仮設を駆使し、営業や生産を止めずに大規模修繕・改修を実行。合わせて耐震補強・断熱改修・設備更新で、安全性×快適性×ランニングコストを同時に改善します。
耐震:ブレース・柱補強・スリット等で人命と事業継続️
温熱:外断熱/窓性能UP/気密・結露対策で快適&省エネ️
設備:高効率空調・LED・給排水更生で故障と消費電力を低減
プレハブ化:ダクト・配管・分電盤を先組み→現場は接続中心
仮設バイパス:空調・排水・動線を切替瞬停で確保
ゾーニング工事:フロアやエリアごとに段階的に引渡し
安全第一:動線分離・火気管理・粉じん養生・騒音時間の遵守
外壁・防水改修:下地補修+高耐候塗膜で漏水ゼロ運用へ
窓・ガラス更新:Low-E複層・内窓で体感温度UP/空調費↓
断熱補強(屋根・天井・壁):「夏の暑さ」「冬の底冷え」を根本改善
設備更新:インバータ空調・照明制御・換気最適化でkWh/㎡↓
内装・動線改良:回遊性/バリアフリー・サイン計画で迷いゼロ♿
仕様は建物の築年・構造・用途で最適解が異なります。現地診断+データで最短ルートをご提案。
現況診断(劣化・温熱・エネルギー・BCP)
基本計画(優先順位・概算・工程)
実施設計/申請(必要な所轄協議を先行)
施工(夜間・分割・仮設)→段階引渡し
検査・運用(省エネ計測・保全計画・保証)
オフィス棟:窓更新+空調更新で電力−28%、在室快適度UP
商業施設:屋上防水全面やり替え、テナント休業ゼロで完遂
教育施設:耐震ブレース+天井落下対策、安全性と意匠の両立
Q. 予算と効果のバランスは?
A. 短期回収(電気/水)と長期価値(安全/資産)で二段設計します。
Q. 補助制度は使える?
A. 案件により対象があります。条件整理と書類作成サポートまで対応。
Q. 住みながら/営業しながら本当に可能?
A. はい。動線計画・仮設・時間帯工事で“止めない”前提の工程を組みます。
図面や過去修繕履歴、困りごとメモをお送りください。優先順位と概算・工程をスピーディにご提示。
**建物を“強く・賢く”アップデート。**資産価値と日々の快適を、確かな施工で。✨
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皆さんこんにちは!
株式会社MIHOBI、更新担当の中西です。
~“遅れない・ムダにしない”~
総合建築は“段取りの勝負”。私たちは調査→設計→申請→施工→引渡し→保守までを一貫体制でマネジメントし、品質・工程・安全・コストを最適化。戸建てから店舗・オフィス、工場・倉庫まで、ワンストップで“遅れない建築”を実装します。
品質管理:施工計画書/配筋・躯体・防水の“要所立会い”
工程管理:クリティカルパスと逆算段取りで端材なき現場⏱️
安全管理:KY/TBM/第三者点検を基本に、ゼロ災現場
コスト最適化:仕様標準化・一括発注・VE提案でムダ0
情報共有:写真台帳・週報・クラウド図書で見える現場️
設計と施工の連携が悪く、手戻りが多い
追加要望で工期やコストが不透明
仕上がりが図面イメージと違う
近隣や役所対応が大変で本業に集中できない
➡️ ワンストップ窓口が解決します。意思決定を1本化し、段取りで先回りします。
新築:木造・S造・RC造の企画設計/構造・設備の最適化
店舗・オフィス内装:原状回復〜造作・サイン・音環境まで
工場・倉庫:床荷重・防塵・動線・法令(消防/電気/建築)を一体計画
外装改修:足場・下地補修・防水・塗装・シーリング
外構:駐車場・フェンス・雨水計画・照明・緑化
現地調査&ヒアリング(法規・周辺環境・用途・KPI)
基本計画(平面・動線・概算・工程)→合意形成
実施設計/申請(構造・設備・詳細)→見積・契約
着工(安全計画・品質計画を共有)→中間検査
竣工(完了検査・引渡し)→保守計画
仕様変更は**“凍結日”の設定でリスクを最小化。必要時は代替案(VE)**を即提案します。
高断熱外皮・日射制御・高効率空調で光熱費を40〜60%削減の設計目標
雨水利用・外構透水化でヒートアイランド対策
長寿命・メンテ容易な素材選定でライフサイクルコストを最適化
平屋オフィス新築:回遊動線と遮熱で快適×省エネ、工期短縮−2週間
飲食店改装:夜間・分割施工で休業2日、売上影響最小️
小規模倉庫:床補修+動線見直しでフォーク事故ゼロ化
Q. 近隣対応は?
A. 工事前挨拶・掲示・騒音/搬入計画まで当社で実施します。
Q. 予算がシビア…
A. 必須と付加価値を仕分けし、段階発注で無理なく実現します。
Q. 保守もお願いできる?
A. はい。年次点検/軽微修繕/緊急駆けつけまで対応します。
図面がなくてもOK。敷地情報や困りごとメモをお持ちください。
**“段取りのいい建築”**で、あなたの事業と暮らしを加速させます。️✨
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皆さんこんにちは!
株式会社MIHOBI、更新担当の中西です。
今回は、近年注目を集めている「オール電化住宅」についてご紹介します。
「オール電化って聞くけど、何が良いの?」「ガスと何が違うの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、オール電化の仕組みからメリット・デメリット、導入に向いているご家庭の特徴まで、建築のプロの視点でわかりやすく解説していきます!
オール電化住宅とは、生活に必要なエネルギーをすべて電気でまかなう住宅のこと。
従来は「調理=ガス」「お湯=ガス給湯器」といったように、電気とガスを併用していた家庭も多いですが、オール電化では以下の設備が電気に切り替わります。
IHクッキングヒーター(ガスコンロの代わり)
エコキュート(電気でお湯を沸かす)
電気式床暖房や蓄熱暖房器
電気とガスを併用していると、毎月の請求書が別々で管理も面倒。オール電化なら電気代だけで済むため、家計管理がシンプルになります。
また、深夜電力を活用できるプランを使えば、電気代を抑えることも可能。夜間にお湯を沸かすエコキュートとの相性は抜群です。
IHクッキングヒーターは火を使わないため、火災のリスクが低減。小さなお子さんや高齢者のいるご家庭にも安心です。また、ガス漏れの心配もありません。
ガス器具に比べて、電気機器は部品の劣化が少なく、メンテナンス頻度が低い傾向にあります。長い目で見ると、ランニングコストの抑制にもつながります。
近年は、太陽光発電や蓄電池を組み合わせるケースも増加中。停電時も電気が使えるようにすることで、ライフラインの確保につながります。
夜間電力の料金が安い反面、日中の電気使用が多い家庭では逆に割高になるケースも。生活スタイルによっては、しっかり料金シミュレーションが必要です。
災害などによる停電が起きた場合、ガスと違い調理や給湯などすべてが使えなくなるリスクがあります。太陽光発電や非常用電源との併用がおすすめです。
ガス併用住宅に比べると、IHクッキングヒーターやエコキュートの導入にはやや初期費用がかかる傾向にあります。ただし、補助金制度が利用できるケースもあるため、確認するのがおすすめです。
家族構成が多く、深夜電力を活用できるご家庭
小さなお子様や高齢者がいて、火を使わず安全性を重視したい方
太陽光発電や蓄電池の導入を検討している方
将来的に光熱費の節約を目指したい方
オール電化は、安心・快適・省エネの住まいづくりを実現できる魅力的な選択肢です。
ただし、ライフスタイルや家族構成、建物の構造によって向き・不向きがあります。
総合建築として、私たちは住まい全体のバランスを見ながら、最適なご提案をすることが可能です。
「導入してよかった」と思える暮らしを実現するために、気になる方はぜひお気軽にご相談ください!
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皆さんこんにちは!
株式会社MIHOBI、更新担当の中西です。
「いつかはマイホームを持ちたい」と考えたとき、多くの方が一度は検討するのが“注文住宅”ではないでしょうか?今回は、「そもそも注文住宅って何?」「どんな魅力があるの?」という疑問にお答えしつつ、注文住宅を建てる際に押さえておきたいポイントをわかりやすく解説していきます!
注文住宅とは、自分の希望やライフスタイルに合わせて、一から自由に設計・建築できる住宅のことです。
建売住宅とは違い、間取り・デザイン・設備・内装などを細かくオーダーすることができ、世界に一つだけの「自分だけの家」を実現できます。
たとえば、
家事動線を意識したキッチンレイアウト
趣味の部屋を確保した間取り
子育てや介護に配慮した構造
など、家族のライフステージや価値観にフィットする住まいをつくることができるのが大きな魅力です。
部屋の数や配置、収納スペース、外観デザインまで、すべて自分たちの希望を反映できます。「こういう暮らしがしたい!」という思いをカタチにできるのが注文住宅の醍醐味です。
無垢材の床、高性能の断熱材、最新のキッチンなど、自分の予算やこだわりに合わせて選べるのもポイント。住宅性能や快適さを追求した住まいづくりが可能です。
子育て後の生活や、老後の安心を見越してプランニングできるため、長く暮らしやすい家がつくれます。バリアフリー設計や可変性のある間取りも人気です。
自由に決められる分、こだわりが増えると予算が膨らみがち。設計段階で「ここは優先」「ここは妥協」というメリハリを持つのが大切です。
あらかじめ資金計画を立てておくことで、安心して家づくりが進められます。
注文住宅は、ハウスメーカーと工務店のどちらに依頼するかで進め方や対応が異なります。
ハウスメーカー:プランが豊富で安心感。工期が早く、住宅展示場で確認できる。
工務店:地域密着で柔軟な対応。個別の要望に応えやすく、価格も比較的抑えやすい。
自分たちに合ったパートナーを見つけることが、理想の家づくりへの第一歩です。
打ち合わせや仕様の決定など、建売住宅に比べると時間と手間はかかります。でも、そのぶん**「納得のいく家」**が手に入るという満足感は格別です。
注文住宅は、単に“家を建てる”だけでなく、“これからの人生を描く”プロジェクトとも言えます。
だからこそ、「どんな暮らしをしたいか」「何を大切にしたいか」を明確にしながら進めていくことがとても大切です。
これから家づくりを検討される方は、まずはモデルハウスの見学や、工務店・ハウスメーカーとの相談から始めてみましょう。
理想の暮らしへの第一歩を、ぜひ楽しく踏み出してくださいね!
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